引越は段取りが決め手です
初めての引越。やらなければならないことは山積み…。しかし、何から手をつけたらよいかわからない。さあ大変。
ここでは、そんな人のために業界の常識、多くの経験から生まれたノウハウをご紹介します。
引越とは、実に多岐にわたる手続きや作業の積み重ねで成り立っています。
ゆえにその成否は「段取り」で決まると言っても過言ではありません。
実はその「段取り」こそが、お金や労力といったコストをかけない引越のコツでもあります。
後に起こるかもしれないトラブルや無駄を、いかに事前の対策で回避できるかが最も重要なポイントなのです。
失敗しない引越の段取り11カ条!!
1.荷造りの鉄則は部屋ごとに日頃使わないものから始める
手当たり次第に箱詰めをしてしまったり、まだ使うかもしれないものから荷造りを始めると閉じれない箱がたくさん出来てしまいます。コツは当分使わないものから、そして同じ部屋(場所)のものを出来るだけ同じ箱に詰めることです。
2.引越先の部屋を確認しレイアウトを作成する
荷造りはきっちりやっても意外と作成しないのが新居のレイアウト。これ一枚で搬入作業が驚くほどスムーズになります。また大型家具などは部屋に無理なく収まるよう、事前に採寸し確認することも必要です。
![レイアウトの作成例](img/sample.gif)
3.引越先の間取り、収納スペースを考えて荷物を整理する
引越は不要なものを整理するチャンスでもあります。引越前日にあわてて整理すると必要なものまで廃棄。なんてことも…。時間に余裕を持って荷物の仕分をしましょう。
4.箱の重さは一人で苦労せず持ち運べる重さに詰めるのがベスト
一番小さな箱でも本やCDなどを目いっぱい詰めれば予想以上に重くなります。引越後に山済みされたケースを移動する際は大変です。また、体を痛めたりする原因にもなりかねません。食器や書籍類はケースに目いっぱい詰める必要はありません。
5.オーディオ類の配線は後でわかるようにしておく
オーディオ、TV配線はシールで色分けしたり、デジカメや携帯電話のカメラ機能で配列を保存しておくとよいでしょう。
6.冷凍食品、冷蔵食品は料理で使い切る
冷凍・冷蔵食品は季節に関係なく運ぶことが出来ません。
7.冷蔵庫は前日に電源OFF
冷蔵庫は霜取りを行ってないと搬送中に水漏れを起こします。トラックの荷台で他の荷物を濡らす恐れがありますので必ず前日に電源を切ってください。
8.引越当日植木の水差しは控える
水濡れ防止のため、植木の水差しは引越2日前から控えてください。
9.パソコンのデータは必ずバックアップする
パソコン内部のデータは失われても補償の対象となりません。大切なデータは記憶媒体へ移して個人の責任で運ぶようにしてください。
10.引越後すぐに使うものをひとまとめにする
手洗い用石鹸やタオル、割り箸などは引越後すぐ使用するものの中に入れておくことをお勧めします。
11.貴重品、および大切な品物は自身で管理し持ち運ぶ
トラブル防止のためにも、金券、有価証券、通帳、実印、美術品、骨董品などの品物はお客様の責任で管理、持ち運びお願いいたします。
※標準引越約款規約により美術品、骨董品等の輸送はお断りする場合があります。